【公開記事5000件突破記念】DJ TANMENにIIDXの全てをきいてきた!



592はこのエントリーで公開記事5000件を迎えました!これを期に今までの記事とは違った特集を組んでみたいと思いまして、IIDXトップランカー界を驀進するDJ TANMEN氏にインタビューをお願いし、快諾いただきましてこのような特集を立ち上げることができました。1ヶ月に及ぶ企画構想、質問募集、原稿作成、編集を経てついにこのインタビュー記事を公開できることを嬉しく思います。今回はDJ TANMEN氏のIIDXを始めたきっかけからトップランカー界に登り詰めていく過程、「引退」の2文字がよぎった究極のスランプ脱出体験から、さらに譜面を見切るための究極の練習法など、IIDXヒストリーを思う存分語ってもらいました。というわけで、インタビュー本編は以下より。

インタビュー会場に選んだのは「DROP」ムービーのロケ地でも知られる昭和記念公園。


この広々とした緑と大地に囲まれながら、リラックスしたムードでインタビューを決行。


申し遅れましたが、この方が異次元スコアを叩き出す本日のスペシャルゲスト:DJ TANMEN氏。「SPARK!」級に爽やかなオーラを放っています。


592(以下、5と省略):さっそくはじまりましたね。今日はよろしくおねがいします。

TANMEN(以下、Tと省略):よろしくおねがいします。

5:昭和記念公園といういろんな意味で記念すべきインタビュー会場を案内していただいてありがとうございます。「昭和」といいつつ、高層ビルが連列していて、モノレールが走っていて、ガラスばりのエレベーターがあってなんとも21世紀的な感じですね。

T:最新のテクノロジーを駆使してますからね(笑)

5:ではでは、そんな雑談をまじえつつ(?)まったりくつろぎつつお話を進めていきたいと思います。

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打ち合わせのときにこんな感じでいいですかー?という参考に持って行ったR25とまさかの2ショット。


5:さっそく質問の方に入らせていただきます。まずは皆さんご存じのとおり、DJ NAMEは「TANMEN」ですけれども、
なぜ「DJ TANMEN」に決めたのですか?


T:HAPPY SKYまでは「DJ AAAAAA」などとテキトーに決めていて、友達に名前を決めようよと言われたことがタンメンの始まりです。「食べ物の名前にしよう!」という話にいきついて友達は「DJ SUSIYA」、と「DJ OKOGE」にしたので、僕は勢いで「DJ TANMEN」にしました。まわりも「じゃあタンメンだな!」と即決して、現在に至るというカタチです。ちなみに「DJ OKOME」も候補に挙がっていました。最近では「DJ TANMEN」を文字って「DJ GANMEN」にしたりすることがあるんですけれども、他にもいろいろ名前を変えたいと思いつつ実現には至ってないことがありますね。「DJ GOMEN」とか。

5:「MEN」つながりできましたか!「MEN」はゆずれないというところですよね(笑)

T:友達に「GANMENのアニキ」と呼ばれたりすることがあるんですよ。じゃあ、「GANMEN」にしちゃおうかなぁーみたいなノリで決めちゃいますね。

5:「顔面に野球ボールがつっこんできた」みたいなのび太的過去を背負っていたりするわけではないんですね?(笑)

T:幸いにもそうではないですね(笑)

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5:プレイサイドを1P側に決めた理由は何ですか?

T:もともとbeatmaniaIIDXを始める前にbeatmaniaの家庭用をプレイしていたんですよ。それで、当時の専用コントローラーはスクラッチが右側固定だったので右皿をやっていたんですけど、IIDXの専用コントローラーを初めて触ったときに最初にセットされていたのが左スクラッチだったんですよ。だけど右スクラッチへの変え方が分からなかったので「もう、左スクラッチのままでいいや!」と、1P側に決まったのはそういう背景からですね。

5:その時、右スクラッチへの切り替え方が分かっていれば、今頃は2P側でプレイしていたということになりますね。

T:そうですね。後から分かったときは「もう、1P側でいいや。」と、プレイサイドにはあまりこだわらずに楽しんでいました。

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5:beatmaniaIIDXを始めたきっかけを教えてください。

T:話は少し重なるんですけれども、もともと家庭用beatmaniaを兄が買ってきて兄と二人でずっとハマッていたんですね。その最中に、友達とゲーセンにいく機会があって今のIIDXを初めて見たんですよ。どっしりかまえた豪勢な筐体だなぁと、そんな雰囲気に圧倒されつつ、自分の眼にはかなり魅力的に映ったのがきっかけでIIDXのほうも頑張ろうと。そう決めたのが始まりです。

5:でっかい液晶プロジェクターが搭載されていて、BOSEのスピーカーから爆音が流れてくれば、たしかにインパクトは強烈ですよね。昔は大型モニターのゲームがそれほど無かったですからね。

T:そうなんですよ。その勢いで早速プレイしてみたらかなり難しかったんですよ。振り返ったらみんなが見ていましたし。そこでハートに火がつきましたね。IIDXも家庭用が発売されていたのを知って、クリスマスプレゼントとして専用コントローラーを買ってもらったのが本格的にプレイをスタートさせたきっかけです。

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5:beatmaniaIIDX以外にプレイされている音ゲーはありますか?

T:ポップンとギタドラですね。

5:プレイするようになったきっかけを教えてください。

T:メインはIIDXなんですけれども、友達のススメだったりとか、待ち時間中に他の音ゲーもやってみようと思ってプレイしてみたことがきっかけです。ちなみにドラムマニアはIIDXを始める前からプレイしたことがあって、IIDXをはじめた頃に一緒にまたプレイするようになりました。ポップンは、一時期ハマッていたときにがっつりプレイしていたんですけれど、あるところを境に挫折しちゃいまして・・(笑)ですけど、BEAT POPのオプションをつけたらCOOL判定でスコアが取れるようになってきたのでよくプレイするようになりました。もっぱら最近はポップン>IIDXのプレイ頻度になってきていますね。

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5:SP十段を初めて合格したのはいつですか?

T:IIDX REDのときですね。当時はAA(ANOTHER)が全然見切れなかったのでクリアできる予感がしなかったのですけれど、あるとき、ゲージが2%・4%と常にスレスレの状況が続きつつも皮一枚繋がって最後まで貫きました。初めて買った家庭用が8th styleだったんですけれども、このときの十段はxenon(ANOTHER)などで構成されていてアーケード版IIDX REDの構成に比べて少し緩かったんですよ。なので家庭用はそれほど苦労はしなかったですね。アーケードは本当に苦労しました。6~8ヶ月は猛練習していたはずです。

5:九段以下はスムーズにクリアしていったのですか?

T:いえいえ、もうほぼ全て苦戦を強いられてきました。当時はただひたすら段位認定ばかりをプレイしていて、ときに上手なプレイヤーさんにアドバイスを頂いたり、押し方を参考にさせてもらったり、と一歩ずつ押せるようになっていきました。

5:SP皆伝を初めて合格したのはいつですか?

T:DistorteDで初めて皆伝が登場した直後に合格しました。

5:十段のときとはうってかわってかなりさくっとしてますね。その頃には嘆きの樹(ANOTHER)や、冥(ANOTHER)といった超難関曲も楽勝だったのですか?

T:段位認定ゲージであれば抜けられるようになっていましたね。当時はまだ嘆きの樹(ANOTHER)はEASYクリア、冥(ANOTHER)はノーマルクリアランプが点灯していましたけれども。SIRIUSの十段、皆伝よりはやや難易度がおさえられていたので、運は良かったのかもしれません。

5:嘆き、冥は皆伝皆勤賞ですけどね(笑)

T:DistorteDのときの皆伝に卑弥呼(ANOTHER)が含まれていたらまた話は変わっていたかもしれないですね。

5:そうするとSIRIUSでの皆伝で1番難しい曲も卑弥呼ということになるのでしょうか?

T:卑弥呼が1番地力が必要になると思います。ただ、嘆きの樹の場合は階段譜面やデニム譜面でクセがつきやすいので、やればやるほど押せなくなっていってしまうという厄介なところがありますね。ドツボにはまってしまうとなかなか先に進めなくなってしまいやすい曲なので、そういう場合は1度放置してみるのも手だと思いますよ。

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5:段位認定をクリアするにあたって、これまで工夫した点はありますか?

T:譜面構造を研究したことはありましたね。IIDX REDの十段においてはOne More Lovely(ANOTHER)が含まれていたんですけれども、ラストの数フレーズはどういう譜面になっているのか譜面公開サイトさんをよく見たりしていました。段位においては譜面を知っているかどうかで結果が変わるものだと思います。

5:十段、皆伝クラスになると、落ちてきた譜面を落ちてきたとおりに押していくという余裕が無くなってきますからね。それにRANDOMオプションが使えないとなると、難所だけでも頭にたたき込んでおくことが合格までの1番の近道なのかもしれませんね。

T:あとは実際にクリアしている人のプレイを見せてもらうことですね。今ではニコニコ動画などで段位や曲ごとにプレイされている動画が見れるようになってきているのでそちらを参考にさせてもらうという方法もアリだと思います。どうしたらあの難所でゲージを残せるのか!みたいなポイントをおさえるのは大事かもしれません。

5:DOLCE.さんのプレイムービーは本当に参考になりますよね。むしろ参考にならないほどうますぎですけど(笑)

T:そうですね(笑)あとは、クリアすれすれの人のプレイというのも参考になるんです。ミスをどこでどれだけ出しても大丈夫なんだっていうところですね。逆にここだけはしっかり押せるようにしなくちゃダメなんだなっている部分についても感じ取れるので。これらを含め、他人のプレイを見て刺激を受けるということは効果があるんだなと思っています。

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5:段位認定とは別にクリアまでに苦労した曲などありましたら教えてください。

T:やっぱり冥(ANOTHER)のHARDクリアです。

5:HARDクリアしたのはいつ頃ですか?

T:DJ TROOPERSの中盤頃ですね。わりと最近なんです。それまで冥HARDって言われてもピンとこなくて、家庭用のトレーニングモードでスピードを落として何度も何度もプレイしたりして、どんな譜面になっているのかを研究する日々が続きましたね。

5:他にクリアまでに苦労した曲はありましたか?

T:HAPPY SKY後半期にようやくクリアした蠍火(ANOTHER)のHARDクリアですね。

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5:これまでプレイしてきた曲で思い入れのある曲を教えてください。

T:今の実力をつける上ではずせない曲だったのがAA(ANOTHER)ですね。その曲その曲というのは一概には言えないですけれど、その中で総合的に力がついたのはAA(ANOTHER)でした。まわりの方からV(ANOTHER)が練習になるという話をよく聞くことがあって、たしかに練習になるとは思うんですけれども、デニム譜面が外れちゃって全然押せなかったりするとかえって自信をなくしてしまったりして・・・自分にはランダムオプションをつけても、あたりはすれが少ないAA(ANOTHER)をよくプレイしていたということがありました。もともと曲も好きだったということもありましたし。この曲を本当にいっぱいプレイして、譜面を見切る力もついて、そしてスコアを狙えるようになっていきました。

5:初めて譜面見たときはこんな1800コも落ちてくる譜面どうやって押すんだよ!みたいな印象ありましたけど、AAはやればやった分だけ成果をもたらしてくれるのでいいですよね。

T:最初はただ茫然と立ちつくすしかなかったですからね。BP(BAD+POOR数)もはかりしれなかったと思います。

5:嘆きの樹(ANOTHER)のクリアはそんなに練習しなかったですか?

T:IIDXをはじめてから結構経っていたのでそれほど苦労はしなかったですね。ただ、HARDクリアするのは苦労しました。何回も粘着して
RANDOMで当たり引いてやっと、という感じでした。

5:デニム譜面はやっぱり4つ3つの左右に割れちゃうのが1番の当たりなんですかね?

T:そうですね。それだと階段地帯でやや地力が必要になっちゃうんですけれどもデニムはほどよく割れてくれると良いですね。

5:他にも思い入れのある曲があれば教えてください。

T:冥ですね。冥もほんと沢山プレイしてきました。冥を上手くなるためには冥しかないと思っているので。

5:低速→高速のあの譜面はあまり例を見ないですからね。

T:強いてあげればOne More Lovelyラストの補正スパランですね。総合的に押す力がつきますよ。

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5:初めて全国トップスコアを取ったのはいつですか?

T:GOLDのときですね。

5:その曲はずばり・・。

T:「Candy Galy」のHYPERでした。ウィークリーランキングがきて抜かれちゃったんですけどね。

5:初全一がなかなか密度の濃い譜面でびっくりです。

T:もともとはNORMAL譜面をいっぱいプレイしてスコア力をつけていったという経緯があって、HAPPY SKYとかDistorteD時代にNORMALでちょこちょこ県別トップをとっていたことがあったんですけど、その中で初めての全国トップがHYPERの中でも密度の濃い曲だったことには自分でも驚きました。曲は好きですけどANOTHERは難しいのでHYPERに落としてみたらまさかの全国トップでした。

5:スコアを狙うために工夫してきたコツはありますか?

T:できる限り、ノート1つ1つを見て押すという意識ですね。全体的な流れとして見ないで、落ちてくるノートを1コ1コ確実に押す。見切れるか見切れないかが大きいです。なので、最初はNORMAL譜面から詰めていくのはスコアを狙う基礎として良いと思います。あとは八分系の譜面が良い練習になります。例えば、CROSSROAD。このあたりは良い練習になると思います。スコアが出せるようになってきたら後はBPMが遅い十六分譜面、例えば5.1.1の最初のトリル譜面などもS-RANDOMをつけたら結構押しやすくなるはずです。

そこから少しずつBPMの早い曲に移行していっていき、できる限り5.1.1のときと近い叩き方を意識していくと良いですね。全ての曲を八分換算で叩く意識をもつと違いが現れてくると思います。このあたりは1048さんからいただいたアドバイスで実体験上有効に感じた点でしたので、スコアの伸び悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

5:ここまで聞く限りだと目押しよりはリズム押しを重視されているようですね。

T:目押しも重要ですけど、ややリズム押しよりです。もともとは完全リズム押しだったんですけれども、目押しも取り入れていかなくちゃなぁと。あとは体力です。体力はやっていくうちになんとかなります(笑)

5:前半良かったのに後半バテバテみたいな経験確かにありますよ。

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5:スコアを狙う際に重視するプレイ環境などありますか?

T:新筐体ですね。なるべく新しい筐体を選ぶと良いです。

5:モニターはブラウン管、液晶は特にこだわらないですか?

T:ブラウン管だったらGOLD筐体(※GOLDバージョンのときに出荷された筐体)がいいですね。それ以前の筐体だと若干反応のブレがあるような気がします。大差は無いと思うんですけれども、感覚として少し感じるといった程度ですね。旧筐体になると、ピカグレのタイミングだと思って叩いているのに黄グレになったりとそこで点数に差がでてくるような気がします。新筐体でプレイすると、黄グレが出たときに早く押しているから・遅く押しているからと、すぐに原因が分かるから良いのですけど、旧筐体だとそれが掴めない点というところに点数差が出てきてしまいます。

5:普段プレイされている環境はGOLD筐体ということで・・?

T:普段は液晶モニターの台(※DJ TROPERS以降に出荷された筐体)でプレイしています。液晶筐体かGOLD筐体であれば、違和感なくスコアが取れます。

5:この前YUJI-NETWORKさんで公開されていたGOLDEN CROSSムービーは旧筐体でプレイされていましたけど。

T:あれは、DistorteD筐体でしたね。旧筐体でもあそこまでスコアが伸ばせてびっくりしました。

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5:SUDDEN+の緑数字は一定の数値でプレイされているんですか?また、基準の数値があれば教えてください!

T:液晶モニターのDJ TROOPERS筐体では最初に275に合わせてプレイします。この数値で1~2クレ分プレイしてそのときに自分の調子、今日は見切れるかどうかを判断してそこから多少前後させます。そのときの調子で可もなく不可もなくというときは275固定でプレイしてますね。調子がいいときは272くらいに、あまり良くないと276とか。ブラウン管だと話がちょっと変わって278を基準に、調子が良ければ276くらいまで落としますね。液晶とブラウン管の数値の差は判定の差にあると思います。液晶のほうが判定位置がやや深いので。

5:かなり下げてプレイされているんですね。

T:ちょっと早かったかな、と思うくらいが1番光ってくれますね。あまり余裕を持たせちゃうと光らなくなってしまうので。なのでこの数値が個人的にはちょうど良いです。

5:この数値とは例外となる曲はありますか?

T:初見でプレイする皿曲はもっと上げてますね。しっかり皿を見てまわすためには、少し余裕がないと取れないので。譜面を覚えてしまえば元の数値で大丈夫です。あとは、単純に八分系のリズム押しが続いてスコアが取りやすい曲は270前後まで落としてバチバチ叩いています。

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5:これまで数多くの全国トップスコアを獲得されてきたと思うんですけれども、その中でももうこのスコアは一生抜かれないだろうという渾身のベストスコアを叩きだした1曲を教えてください。

T:自分で言うのは恥ずかしいですね(笑)実際そう思っていた数々の曲が抜かれてしまったのでみなさん上手いなぁーと痛感させられることがよくあるんですけど、その中でスコアがドハマリした曲を1つ・・・「蒼い衝動」ですね。

5:ちなみに記録は・・。(ドキドキ)

T:MAX-1です。

5:(爆笑) もちろんANOTHERですよね。

T:はい。

5:他にもINAZUMA(ANOTHER)が中盤の休憩ゾーンまで黄グレ0だったという伝説を聞いたんですが。

T:そうですね。あれは、緊張に負けてしまい後半で失敗したので非常にもったいないことしました。

5:そこまでで曲が終わっていたらMAXスコアだったというわけで。

T:そうですね(笑)夢と消えていってしまいました。

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5:尊敬するIIDXプレイヤーさんを一人挙げてください。

T:尊敬するプレイヤーさんはいっぱいいすぎて一人に絞るのは非常に難しかったんですけど、あえて一人だけ挙げるとするならば1048さんです。

5:1048式という言葉が生まれるなど、影響を与えた方ですからね。

T:HAPPY SKYの時に、1048さんのAA(ANOTHER)プレイ動画を見る機会があって、あの動画でどんな風に叩いているのか研究してイメージして、家庭用で実践してAAAを出せるようになったので非常に大きな影響を受けました。前作、前々作でもアドバイスを何度もいただいて、その点で成長できたということもあって1048さんを選ばせていただきました。

5:一緒にプレイされることは結構あるんですか?

T:そうですね。機会を作っていただいてお会いした際にはご一緒してバトルをさせてもらうことがあります。

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5:IIDXの覇者で知られるDOLCE.さんとは面識があるんですか?

T:DOLCE.さんとは1度お会いしたいと思ってますけど、残念ながらまだお会いしたこともお話したこともなくて、岩手県に行く機会をつくって、ぜひお会いしたいですね。プレイも見てみたいですし。

5:次回トップランカー決定戦があれば、ガチバトルを楽しみにしています。

T:全力で分からされてきます(笑)

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5:ついにこの質問をするときがきてしまいましたが、これまでのプレイ回数を教えてください。

T:アーケードはIIDX REDから始めたのでREDからのカウントになるんですけど、REDがだいたい200回・・

5:もっとプレイされていると思っていたので200回という数字はビックリですよ。

T:その頃はお金がなくて、家庭用をずっとやりこんでいました。HAPPY SKYでは600~700回プレイしてDistorteDでは1000回を超えて・・

5:大台突破しましたね(笑)

T:突破しましたね(笑)1200回ほどプレイしていました。GOLDでは少し落ち着いて800回くらいまで減ったんですけどDJ TROOPERSではトップランカー決定戦があったこともあって1500回くらいつぎ込んじゃいました。

5:モチベあがってきましたね。

T:皆さん上手いので自分も頑張ってなんとか上に上に行きたいという気持ちが強くなって、そこからプレイ回数が跳ね上がりました。EMPRESSではついに2000回を突破しまして、2059回でした。

5:(爆笑)

T:最後のほうで、ウィークリーランキングを頑張りだしたことが大きくプレイ回数をのばした結果でしたね。

5:シリーズとおして、難しい曲は最後のほうにまとめてウィークリーの対象になりますからね。

T:そうですね。そこからモチベーションがまた上がって、現在SIRIUSでも1050回ほどプレイしています。

5:SIRIUSもイイ感じのペースでプレイされていますね。

T:ただプレイしても上達できないゲームだと思うので、1回1回試行錯誤しつつ、プレイするようになりました。最初はスコア云々というより、とにかく楽しめればいいや!という考えでプレイしていたんですけれども、どうすればもっと上達できるのかということをだんだん意識するようになっていきました。何も考えずにプレイする100回と、作戦を練りつつスコアアップを考えて考えてプレイする100回では差がでると思って、有意義なプレイを心がけるようにしていきました。

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5:IIDXはスコアだけでなく、フルコンボも目指す方も多いと思いますがフルコンファイターになにかアドバイスなどありましたらお願いします。

T:どちらかというとフルコンボを狙うことに関しては得意ではないんですよ。何度チャレンジしてもフルコンボができないとすぐ心が折れてしまうので。なので、フルコンボを目指す場合は、同じ曲の粘着プレイを楽しむことができるかどうかにかかってくると思います。「もう繋がらないしふざけんな」という気分でプレイするのと、「よっしゃがんばるぜ!」という(COMBOを)切っても切っても諦めない気持ちでプレイするのではまた違うと思うので、まずはモチベーションを維持する工夫ができれば良いのではないでしょうか。あとは、細かい点で言わせてもらうと、早めに押すとかSUDDEN+の数字をちょっと上げてみるとか譜面全体を見るようにするとかそういうところが肝心になってくるのではないでしょうか。

5:1切りが何度も続くと、心折れそうになりますよね。

T:1回COMBOが切れてしまっても、残りは練習に充てる気持ちでプレイするのもありですね。次プレイするときに他の部分で切らないように。なので、難しい曲ではHAZARDでプレイするよりオリコで4連奏する方が良いのかもしれないですよ。

5:HAZARDで1回切ったら終わりと考えちゃうと、プレッシャーに変わっちゃってダメになっちゃうことありますからねぇ。HAZARDとオリコ、うまく使い分けできれば1番良いですね。

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IIDXをやめようかと思ったことがあるという。


5:IIDXをやめようと思ったことはありますか?

T:IIDXをやめようと思ったことは実際あります。

5:あるんですかっ!

T:DistorteDくらいのときにスコアが思うように伸びなくなっちゃったことがあって、悩んでいた時期が1~2ヶ月ありました。うまくいかないからもうしょうがないと思っちゃって・・。

5:そこでしばらくIIDXから離れたりしたんですか?

T:3ヶ月くらいプレイしていませんでした。ですけど、久々にプレイしたときに思ったんですよ。それほどストイックにスコアをつめなくても良いのでは?のんびり楽しんでプレイできればそれでいいじゃん!と。そういう気持ちでプレイするようになってから、かえってスコアを伸ばせるようになって、軌道にのりはじめてさらにハマッていったという感じです。

5:今となってはスコアが全然のんびりしていないですけどね(笑)

T:(笑)。そこで感じたことは音ゲーって「やめる」・「やめない」というものではないと思うんですよ。やりたいときにやればいいし、やりたくなかったらやらなければいいし、変にこだわりを作らなくてもいいと思うんですよ。モチベーションが下がってどの曲をやってもスコアが伸びなくなってきたら、別に無理して音ゲーをやらなくてもいいと思います。1回音ゲーから離れて、他のことで楽しんで、ふと、また音ゲーにはまったらはまったでそれでいいし、やらない期間が空いてしまってもまた絶対にプレイしたくなると思うので。その機会に他の音ゲーにチャレンジするのもありだと思います。ゲームですから、それでメシ喰っているわけではないので。ラフな気持ちでプレイできればいいんだと思います。

5:スランプに陥るときっていつも以上に、スコアとかフルコンボとかっていうところに執着しすぎちゃうことってありますからね。それが逆に良くないのかもしれませんね。

T:ライバルがすごい勢いでスコアを伸ばしてきたりしても、今その人が伸びどきなだけであって、自分に勢いがついたときにまた抜きかえしてやる!みたいな気持ちでいいんですよね。もっと今の実力に近い人を探すとか他にもいろいろ考えてみるのもいいかなぁと思います。

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5:好きなコンポーザーを教えてください。

T:どのコンポーザーも本当に良い曲を作られるのでその中で選ばなくちゃいけないというのはなかなか難しいですね。でも強いて選ぶとすると・・・結構TaQ曲とか好きなんですよ。

5:シブイとこつきますね!シブイイとこ!

T:「stoic」とか「abstract」とか「symbolic」とかそういうのが好きなので。あとはL.E.D.さんが好きですね。

5:ストライカーシリーズきましたね。

T:そうですね。かっこいい曲多いと思うので。・・曲でいうと、いろいろありすぎてなかなか選べないんですけど、よくプレイする曲という視点からすると「THE DEEP STRIKER」になると思います。曲を聴く範囲では本当に好きな曲が多いんですけれど、その中で「Listen Up」とか、「Limited」とかそのあたりは特に好きですね。でも、「Candy Galy」みたいなアッパー系な曲も好きですよ。

5:ノリノリ系もいけますよーと。

T:そうですね。それと、ムービーはもう「GOLDEN CROSS」で決まりですね(笑)

5:あれほどインパクト重視な曲はなかなかないですからね。音ゲー以外でよく聴くアーティストなどいらっしゃいましたら教えてください。

T:曲単位で好きになったりということが多いのであまりアーティストを限定することはないんですけど、その中で「東京事変」はよく聴きますね。

5:もっと早く知ってライブ誘えば良かったです(笑)

T:椎名林檎もよく聴くので・・「幸福論」とかいいですね。あとは知り合いで、最近テクノとかクラブミュージックをよく聴く人がいて、影響されるようになってたりしてますね。

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5:お金をかけないと上達できませんか?お財布にやさしくなおかつ、上達する近道などありましたら教えてください。と、これは一般の方から投稿してもらった質問のうちの1つなんですけれどもぜひ直球でお答えください。

T:家庭用ですね。(即答)もう家庭用があるかないかで大きく腕前が変わるといっても過言ではないですね。時間が空いたときにいかにプレイするかというところに尽きると思います。たとえ、それが20分でも30分でもいいので継続し続けることが大切になってくると思います。勉強や筋トレとかと一緒ですね(笑)

5:継続は力なり!と。

T:本当にそれを表すゲームだと思います。実際、中学生くらいのときはお金が無かった分、家庭用を沢山プレイしていたので、実体験の話になっちゃいますね。

5:今でも家庭用は結構プレイされているんですか?

T:それがあまりプレイできていないんですよ。PS2をもう5年くらい使ってるんですけど、うまく読み込んでくれなくなってしまって・・起動が成功するまで時間がかかってしまってそれがめんどくさくてあまりプレイしなくなってきてしまいました。

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5:全国各地で開催されているResort Anthemのロケテストはプレイしに行きましたか?そこでなにか感じたことや、もっとこうなったらいいな!といった要望などはありますか?

T:キャッツアイ町田店で6時間かけて並びました。良い曲が多くて、「Mermaid girl」とか結構みんなプレイしていて楽しそうだなという印象を持ちましたね。ただ、譜面がちょっと気がかりなところがありました。いろんな譜面を見させてもらったんですけど、全体的にクセがある譜面が多いなぁという印象がありました。たとえばトリルとか。

「Tropical April」はすごい好きなんですけど、せっかく良い曲なのに、ずっと長いトリルがあって、そのせいでランダムが外れちゃうともうそこで終わりみたいな。スコアが取れるか取れないかで楽しめるかどうかって結構決まっちゃうと思うんですよ。たとえば「DUE TOMORROW」は曲はすごい好きなんですけど、譜面にクセがありすぎるので、あまり好き好んでプレイすることができなかったり。

5:好き嫌いがはっきりしすぎちゃう部分ってありますよね。

T:もうちょっとクセを少なくしたりとかスコアの狙いやすい譜面にしたりとか、難しくても「Candy Galy」や「AA」みたいに全体にばらける譜面構成にしたりとかのほうが好まれるような気はしますね。クセもまるっきりなくなってしまうと、それはそれで面白みに欠けちゃう気もするので、バランスが大事なのかなぁと思いますね。ロケテの範囲では、いきなりの連皿とか「Session 9 -Chronicles-」の縦連、ランダムで当たり待ちになってしまうような譜面は、一部の人が好んで、一部の人は楽しめないといった好き嫌いがはっきり出ちゃうのではと思います。難しさを出すためにクセをつけるという考えは少なからずあるとは思うんですけどね。

個人的にはHAPPY SKYやDistorteDは譜面のバランスがとれた曲が多かったと思います。レベル10くらいをみると「Power of Love」とか「Heavenly Sun」とか。ランダムにそれほど依存されないのでみんなプレイしていて楽しいとおもうし、そういうバランスが取れた曲がある上で「DUE TOMORROW」みたいなクセつき譜面があるというのは分かるんですけど・・。クセがありすぎると、うけつけられないというプレイヤーさんがでてきちゃうんじゃないかなーというところがやや気がかりな点でした。

5:逆に、沢山つくってある曲の中で、あえてクセのある譜面をロケテストで優先的に公表しておいて、プレイヤーの反応をみているとしたら、すごい有意義なロケテストになりますね。

T:今までになかった方向にチャレンジするという考えはいいと思うので、ぜひ偏りがでないことを願いたいと思います。

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5:以前よりうちのサイトにアクセスしていただいていたそうで、ありがとうございます。592というサイトを知ったきっかけというのを教えてください。

T:HAPPY SKYぐらいのときはmixiとかコミュニティー面で、まだそれほど発達していなくて情報を得るには情報サイトさん、個人サイトさんを頼りに見ていました。昔は相互リンクをしたりして仲間を集っていたじゃないですか。自分も個人サイトは作ったことがあって、そういういろんなサイトをめぐっていたときに592を見つけて、情報を巡ってはサイトにアクセスするようになってといったかたちで知りましたね。なので結構昔から知っていましたよ。

5:もう本当にお恥ずかしい限りで御座います。今後もまったりとやっていきますので暇があるときはアクセスしてやってください。

T:ニコ生の告知の件はありがとうございました。

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1番大切なことは「楽しむこと。」


5:最後に全国のIIDXファンの方々にメッセージをどうぞ。

T:いろんな質問を投稿してくださった皆さん、ありがとうございました。このゲームの1番に上達する近道というのはなにより楽しむことだと思うので、練習することを苦だと思わないで楽しみながら練習を積み重ねていってもらえたらと思います。難しいことは深く考えずにプレイしたいときに気ままにプレイする。というところで、皆さんのIIDXライフを応援していきたいと思っています。

5:今後もスコアを突っ走っていってくださいね。今日はお忙しい中、インタビューに時間を割いていただきましてありがとうございました。

T:ありがとうございました。


….To be continued ?

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都内で紙媒体、展示ブース装飾を中心にディレクションを手がけるアートディレクター兼グラフィックデザイナー。小学生の頃に音楽ゲームとの出会いを経て、音楽の可能性を強く感じる。2011年からDJとしての活動を開始し、渋谷・六本木を中心に活躍中。

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