慶應義塾大学サークル:音ゲーサークルについて部長さんにインタビューしてきました(後編)

Th 2652482773 5237d866b4

前編では部長さんたちと日吉の街中をまったり堪能するところまでをお伝えしましたが、後編ではいよいよ日吉キャンパスを案内してもらいつつインタビュー本編へと突入します。なにかと異次元な話題が炸裂するインタビューとなり、「やっぱり若い人には勢いがあるなぁー」なんて気づけばおっさん視点に立たされることとなった今回のインタビュー。「音ゲー」というテーマに引きつけられる人々の絆と、頂点を目指す熱い志を持った人たちが活動的に過ごす音ゲーサークルKBMにとことん密着しました。というわけで、インタビュー本編は「続きを読む」より。



1 1
慶応義塾のシンボルとして知られる「ペンの記章」


2 1

592:
慶應義塾大学の音ゲーサークルへ直撃インタビューということで、代表2名の方にお集まりいただきました。本日はよろしくお願いします。

らすく、ぴこ:
よろしくお願いします。

592:
まずは自己紹介からお願いします。

ぴこ:
昨年度代表で創設者の「ぴこ」と申します。

らすく:
今年度代表の「らすく」と申します。

592:
代表者が変わったのには理由があるんですか?

らすく:
学年が上がるタイミングで引き継ぎという形を取りまして、今年度の代表となりました。

ぴこ:
基本的には1年ごとに更新されていきますが、今年3月にサークル内で総会を開きまして、もともと日吉キャンパスで代表だったらすく君に今年は代表をやってもらおうと、お願いしたという経緯です。代表は3年生が受け持つことが一般的ですね。その他の役職としては会計と副代表、あと、日吉キャンパスの代表、マネージャーがいます。マネージャーは(サークル内)インターネットランキングを企画したりするんですけどマネージャーが2人いるので全体で6人が管理していることになります。

592:
音ゲーサークルとして発足したのはいつからですか?

ぴこ:
結成は2010年はじめ頃だったんですけど、当時2ちゃんねるで同じ大学の音ゲーマーで知り合いを作ろうといったスレッドが立ってました。そこで、自分の大学の名前を入れて一緒の人がいたら、同じゲームセンターで遊ぼう!という流れがあって、数人の慶應生を見つけました。そこで音ゲーサークルみたいな活動ができたらいいね!という話があがったことがきっかけです。ただ、そのときはまだ僕がサークルのルールやしくみが分かっていなくて、すぐには発足には至らなかったんです。それから少しして、らすく君含め3人くらいで音ゲー熱が弾けていたときに一緒にサークルを立ち上げたというのが始まりです。

592:
らすくさんも発足当時から携わっていたということですか?

らすく:
そうですね。

ぴこ:
一応創設したのは僕なんですけど、全部仕事はらすく君がやってくれました(笑)それがちょうど今から1年前くらい(2011年5月くらい)ですね。


2 2

DSC 0393

緑に囲まれながら練習にはげむ弓道部。


592:
サークル内のメンバーは全部で何人いらっしゃるんですか?

らすく:
40人くらいですね。

592:
そんなに沢山いらっしゃるんですか!発足当時から沢山の方がいらっしゃったんですか?

ぴこ:
発足当初から20人くらいはいました。もともと慶應生の音ゲーマーは多かったですよ。最寄りのゲーセンの環境が良かったんです。ゲーセンに行って音ゲーコーナーに行ったらそこにいた人たちがみんな慶応生だったりして面白い光景を目にしました。

らすく:
あれ、あの人どこかで見た顔だなーなんてよくありましたし(笑)。

ぴこ:
あなたも慶応生だったんだーみたいな。(笑)

592:
いつも合わせる顔ぶれだったんですね。

ぴこ:
もともと、うまいプレイヤーさんがいて「この人、うまいな!」と気になっていた人がいたんですよ。その人が後に同じ大学内の人だと分かったりして。世間は狭かったですね(笑)。

592:
そこから更に20人も増えたという勢いですか。

らすく:
そうですね。今年度もやっぱり20人近くの方に集まってもらいました。

592:
え?今年度ってことはもしかして1年生だけでですか?

らすく:
そうです。僕もビックリしました。

ぴこ:
新入生歓迎会をやったんですけど、そこで音ゲーサークルがあることを知らせることができたのでそこが大きかったかもしれません。そのサークルがあることを知らないと何も始まらないじゃないですか。あとは入学時にもらえる「サークル一覧」みたいな案内があるんですけど、音ゲーマーでやりこんでいる人だと「音ゲーのサークルみたいなトコ、無いのかな」ってまず真っ先に探すんですよ。そしたら「あったー!」みたいに見つけてくれるケースもありましたね。

592:
ボクもおそらく同じ環境だったら真っ先に入隊してました(笑)40人も抱えているとなるとサークルの規模も大きいほうなんじゃないでしょうか?

らすく:
確かに、多いほうだと思います。

592:
ですよね!すごいぞ音ゲーサークル!これだけ人数が集まれば大規模なイベントも開けそうですね。

らすく:
実は新入生の部員を誘って部内戦をやってみましょう!ということで企画を立ち上げている最中なんです。全ての音ゲーとなると身近に置いてなかったりすることもあるので、前回KACの対象だった7機種(beatmaniaIIDX、pop’n music、GuitarFreaks、DrumMania、DanceDanceRevolution、jubeat、REFLEC BEAT)+SOUND VOLTEX BOOTHの8機種を対象に行っています。それぞれのタイトルごとに課題曲を3曲決めて、みんなでリザルトを出し合う形で競い合っているんです。

592:
おぉ、なんてタイムリーな質問なんだ(笑)開催期間がどれくらい設けているんですか?

ぴこ:
1ヶ月ですね。

らすく:
スコアを詰めることを考えていくとそのくらい期間があったほうがいいのかなと思ったので1ヶ月ですね。8機種の合計スコアなので。

592:
8機種すべてのスコアですか!確かに1ヶ月くらいは欲しいですね。計算式はあるとして、全部の合計スコアで勝負するということですかね。

らすく:
全部のタイトルで攻めるか、得意な1タイトルで究極を目指すか個々に選べるようにしてます。

ぴこ:
1機種、3機種、8機種の部門を作ってますね。

592:
ちなみにぴこさん、らすくさんは代表という立場であるからにして8機種全てプレイされていらっしゃるんですよね?

らすく:
やってますけど、僕は全然ダメですね(笑)

ぴこ:
僕もまだ全然触れていないタイトルもあって、総合的にはまだスコアが詰められていない状況ですね。残す期間で詰めていければとおもってます。


2 3


2012 05 27 12 44

こういうキャンパスライフな香りがする感じ。好きだなぁー。


592:
お二方とも、今一番プレイされている音ゲーは何ですか?ぴこさんはKACも優勝されてますし、もちろんギターフリークスだと思っているのですが。

ぴこ:
IIDXですね(笑)。

592:
あら(笑)。

ぴこ:
XG3ではギタドラともに60〜70回くらいしかまだプレイしていないです。ランカーとは名ばかりで(笑)。

592:
今はIIDXという愛人がいらっしゃるわけですね。

ぴこ:
LincleはEX HARDオプションが搭載されたのと、スクラッチの反応が良くなったことが大きいですね。 今作はまずレベル11の曲をEX HARDで埋めるという目標からスタートして、そこからレベル11の目標がレベル12へとかわり、ダブルプレイも始めちゃったものだからどんどん勢いづいちゃって…。

592:
ちなみにシングル譜面でまだEX HARDクリアしていない曲ってどれくらいあるんですか?

ぴこ:
(2012年5月現在で)23曲ですね。

592:
当初目標としていたレベル11の全曲EX HARDクリアは達成されたんですか?

ぴこ:
達成しました。実はフルコンボクリアも頑張っているんです。レベル9までは大半埋まりました。

592:
羨ましいです。ボクもレベル9埋め頑張っていたんですけど、STILL IN MY HEART(SP ANOTHER)で心折れました。

ぴこ:
あれ、ほんと難しいですよね。僕も最後の最後まで残った1曲です。

らすく:
僕はDrumManiaをメインにプレイしています。音ゲー以外に弾幕シューティングものも触るんですけど、弾幕シューティングで全国クラスまでのし上がって、なおかつ段位認定皆伝を持っていたりする方もいらっしゃったりするんですよ。やっぱり見切れるんでしょうかね。


2 4

2012 05 27 13 16

創立100年記念事業の一環として建設された、入学式や卒業式などの式典が行われる日吉記念館


592:
皆伝と言えば、サークル内に皆伝達成者(シングル段位)は何人いらっしゃるんですか?

ぴこ:
(2012年5月現在)今は6人います。Resort Anthem時代は2人だけだったんですけど、Lincleになって怒濤の皆伝獲得ラッシュがおきて、2人から6人に増えました。

らすく:
その中には嘆きの樹(ANOTHER)正規譜面だけが異様にできない方がいるんですよ。しかも未HARDクリアは1曲だけっていう。

592:
え?(笑)

らすく:
しかもその方、嘆きの樹(ANOTHER)自体にはEX HARDランプが点灯してるんですよ。

ぴこ:
RANDOMをかけちゃえば、BAD+POORで10個前後まで詰められるみたいなんですけどね。その彼がようやく段位認定:皆伝で嘆きの樹を超えたって言ってBAD+POORが126個のリザルト画面を写メで送ってきたんです。

らすく:
もうその段階で本人は勝利宣言していて、続くperditus†paradisusではソッコーでゲージが回復していったそうです。

ぴこ:
卑弥呼終了時にゲージが80%くらい残っていたらしいし。その彼は最近ようやく全HARDクリアを達成したと聞いています。

らすく:
うちのサークルメンバーの皆伝6人のうち、2人が全HARDクリアを達成しています。

592:
漂白達成自体そうお目にかかれるステータスじゃないのに。密度濃いわぁー。

らすく:
DrumManiaもサークル内のプレイ人口は少ないながら密度が濃くて金ネーム(スキル:8000以上)が1人、銀ネーム(スキル:7500以上)が1人、銅ネーム(スキル:7000以上)が2人います。お隣の方(ぴこさん)は虹ネーム(スキル:8500以上)候補ですけれども。

ぴこ:
虹ちゃう!虹ちゃう!でも、これから虹ネームを目指します。

592:
え、なにこのトップランカーサークル(笑)初心者お断りではないですよね(笑)。

らすく:
そんなことはないですよ。いろんなプレイヤーさんが楽しくプレイしているサークルです。

592:
ゆりかごから墓場まで?

らすく:
5.1.1.から冥穴まで。

592:
ハッキングから今晩のおかずまで。

ぴこ:
何か違ってきてますよ(笑)


2 5

2012 05 27 12 44

この木漏れ日的な雰囲気もいいですな。


らすく:
最近jubeatをはじめてまだ初心者なんです!って言って入ってきたコも入れば、「あたし、プロバロEXクリアしてます!」って言って門を叩いた女の子もいましたね。

らすく:
その女の子、ついこの間ニエンテEXも埋まった!って言っていてもはや完全に敵なし状態です(笑)。

592:
めちゃくちゃうまい女のコプレイヤーさんをときどき見かけることがありますけど、思わず2度見しちゃいますね(笑)ぴこさんもポップンをプレイされてると小耳に挟んでますが残す未クリア曲はどれくらいなんですか?

ぴこ:
サイレントEXとダージュEXですね。

592:
どちらの方が先にクリアできそうですか?

ぴこ:
ダージュEXのほうがカンタンって言う人が多いですね。サイレントEXは最後でめちゃくちゃ加速するシーンがあってそこでごっそりゲージが削られやすいのでそう感じるのかもしれません。どちらも譜面を覚えることが先決かもしれませんね。

592:
ここまで話していて分かったんですけど、ぴこさん、オールラウンダーじゃないですか。

ぴこ:
そんなことないですよ。自信があるのはIIDX、ポップン、ギタドラの4機種ぐらいですよ。

592:
4機種って言っても部内インターネットランキング8機種の半分を制覇したようなものじゃないですか!

らすく:
うまい人には恵まれまして(笑)

592:
でも、うまい方がまわりにいると刺激になりますよね。

らすく:
うまい人に教えてもらうと一気に上達できますね。

592:
お金を払ってでもいいからボクもホントに入りたいぐらいの気持ちです(笑)。あと、大学のサークルっていうところからして学園祭での催し物はつきものかな?とも思ったんですけど、そちらでもイベントの計画があったりするんですか?

ぴこ:
特に予定は無いですね。うちは大学内での独立団体みたいなところがあって、独自でイベントを開くというかたちになりますね。サークル内で開催しているインターネットランキングはもともと、新入生がどれくらいの腕を持っているのか知りたいなと思って始めたところもあります。


2 6

2012 05 27 13 22

テニスコート。広くて人工芝整備してあってなかなか!


592:
他の大学の音ゲーサークルの方ともプレイされたりするんですか?

ぴこ:
早稲田大学にも音ゲーサークルがありまして、そちらの部員さんと対戦させてもらったりしています。

らすく:
(前回592にてインタビューした)中央大学音ゲー部はじつは僕らがこのサークルを作ったあとに提案して作ってもらったところがあって代表同士、顔見知りなんですよ。

592:
そうだったんですか!大学の垣根を越えて活動できるのは楽しそうですね!音楽ゲーム自体、大学生ぐらいの年齢の方をメインターゲットにしていると思うので、その中核となるプレイヤー層が結集するというのはホットな感じがしますね。


2 7

2012 05 27 12 40

大の字で昼寝をしてみたいという最高の贅沢


592:
最後の質問になりますが、今後、慶応大学に入って音ゲーサークルに入りたい!という方にむけてメッセージをお願いします。

らすく:
うまい方が大勢いるというのは魅力的だと思います。プロ(!)の指導が沢山もらえるサークルですので、うまくなりたいという方も純粋に音ゲーを楽しみたいという方も、慶応大学に入学された暁には、みんなで音ゲーを盛り上げていけたらなと思っています。

ぴこ:
これから皆さんが入学される頃には僕は卒業してOBとして参加させていただくことになりますね。面白い人たちが多いですし、同じ趣味を通じてみんなで楽しめる喜びに勝るものはないと思います。これから本腰入れて上達を目指そうという方も、もともと音ゲーをプレイしていて交友の輪を広げたいという方もサークルとして活動するのはオススメだと思います。まずは慶応に入ってください!!

592:
ハードルは高いですが慶応生になってしまえば実力は後でどうにでもなりそうですね(笑)

ぴこ:
そうですね(笑)「音ゲーを楽しむ」ということにおいてはうまいとかうまくないは重要視されるものではないですし。それでいて尚且つ上達を目指したい方でしたらもうこれ以上はないと言えるほど良い環境が出来ていると思います。

らすく:
上達はサークル一同総力をあげて保証します(笑)1つ実例がありまして、昨年jubeatをほぼ1から始めたコがいまして、なんと半年でEVANS(EXT.)を970,000点以上とってフルコンしちゃったんですよ。そういう例もあるんです。

592:
サークルというよりむしろ「魁!音ゲ塾」とでも言いましょうか(笑)

ぴこ:
僕が音ゲーをはじめてから半年っていうとパワーフォーク2がクリアできるようになったくらいだっていうのに(笑)そういう例もありますけど、急いでうまくならなければいけないワケでもないですし、個人のペースで腕を磨いていってもらえればいいと思います。

592:
楽しくプレイすることが第一ですからね。実力は後からついてくるって言いますし。

ぴこ:
サークルメンバーには女の子もいます。野郎だらけのむさくるしいサークルでは無いのでご安心ください(笑)

592:
男女問わず、みんなでワイワイ楽しめるサークルをこれからも盛り上げていってください!本日はお忙しいところ、ありがとうございました!

らすく、ぴこ:
ありがとうございました!

関連記事

official twitter account

592について

592(592.jp)は音楽ゲームの話題を中心としたニュース型ブログサイトです。2001年11月にスタートし、これまで15年間記事を執筆してきました。現在は音楽ゲーム以外にもDJにまつわるニュースと併せて配信しています。詳しくはこちら

RSSとTwitterにて最新記事を配信中

592.jpでは音楽ゲームの最新記事をリアルタイムであなたへお届けします。ゲームセンターでの待ち時間や電車での移動中などのスキマ時間にぜひご利用ください。

 

04*について

都内で紙媒体、展示ブース装飾を中心にディレクションを手がけるアートディレクター兼グラフィックデザイナー。小学生の頃に音楽ゲームとの出会いを経て、音楽の可能性を強く感じる。2011年からDJとしての活動を開始し、渋谷・六本木を中心に活躍中。

カテゴリー

過去ログ

最近のニュース

  1. 3.jpg
    beatmaniaIIDX 24 SINOBUZでは、開催中のイベント「攻城シノバズ伝」にて12…
  2. 1.jpg
    DanceDanceRevolution Aオフィシャルサイトでは、12月22日10時より、新た…
  3. 2.jpg
    SOUND VOLTEXシリーズ最新作「SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAV…
  4. 2.jpg
    私事ですが本日12月18日に婚姻届を提出してきました。お相手は音ゲーをやらず、ゲーセンにも行かな…
  5. 2.jpg
    twitterのハッシュダグ「#BEMANIそろそろ皆が忘れてそうな事選手権」を付けて、過去に忘…
  6. 2.jpg
    前作jubeat propでも搭載されていた特殊仕様オプション「EXPERT OPITION」が…
  7. 1.jpg
    昨晩放送されたBEMANI生放送(仮)にて怒涛の旧曲大量復活が発表されていたREFLEC BEA…
  8. slooProImg_20161215192652.jpg
    REFLEC BEAT 悠久のリフレシアと、14日より稼働開始したばかりのGITADORA Tr…
  9. slooProImg_20161215092633.jpg
    SOUND VOLTEXシリーズ最新作「SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAV…
  10. 4.jpg
    日本を含むアジア地域でヒットしたPlayStation関連ソフトウェアタイトルの授賞式「Play…
ページ上部へ戻る