GITADORA筐体がアリならbeatmaniaII筐体を復活させるべき!

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KONAMI Arcade Championship 2012 公式番組(第3回)の放送で発表されたギタドラシリーズ最新作「GITADORA」。タイトルについても云々言いたいところはあるけど、それよりも一緒に発表された新筐体。一目見た瞬間から納得できないところがあって、ものすごいフワフワしているので、頭の整理の為にもアウトプットしてみることにします。というわけで全文は「続きを読む」より。

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「XG2」、「XG3」などのバージョンではなくここではXG筐体を指して話します。そもそもギタドラが「X-Grade」化して世にリリースされたのはたった2年と半年前の話。音ゲーというジャンルにおいては小型筐体に需要が高まる傾向にある昨今のゲーセン事情に対して流れに逆らうかのごとく、筐体を大型化してPR展開を始めたわけです。

初代XG筐体(でかいやつ)はギター、ドラムともに230万円ほどとのことですが、これを両機種とも揃えると500万円近くの金額が動くということになります。それと、そのあまりにも大きすぎる筐体は導入できる店舗が限定される背景があり、稼働できるお店は大型アミューズメント施設やトップダウンの財力でまとめて新筐体を買っちゃったりする全国展開のチェーン系ゲームセンターなどに絞られることとなりました。筐体のサイズ、価格からしてこうなることはある程度想定できたはずです。

そこで登場したのが操作感を配慮しつつも、全体をコンパクトにまとめた「SD(スタンダード)筐体」です。初代XG筐体から価格は下がったものの、ギターフリークスXGで大々的にPRしていた「迫力ある大型スピーカーから出力されるパワフルで高密度なサウンド」を塗り替えるかのごとくスピーカーシステムもコンパクト化され、XG特有の勢いはどこへ行ってしまったんだと「XGらしさ」を失速させることになります。

そして新たに発表されたのが今回のギタドラ筐体。「プレイ感変わらず、ちょっとコンパクトになってるって感じで。」と、KAC2012 USTREAMのまっする氏の発言から筐体の販売価格はSD筐体よりもこなれた金額が提示されるのかなと思います。ギターも一本になっちゃったし。

「大きい筐体で臨場感満点!」XGリリース直前はページもののパンフレットまで作成され、イベントの度に配布されていたりとその迫力を大々的にPRしてきたくだり、今では全力でそれを払拭するかの如く「迫力は極力削らずに筐体をコンパクトに」運動を進めているわけです。この先どデカい初代XG筐体を好んで導入していこう!なんてところはあるはずもなく。華やかなデビューを飾った初代XG筐体を見切るにはあまりにも早すぎるのではないでしょうか。XG筐体でこの「GITADORA」を動かせたとしても、大きい筐体じゃないといけない理由なんてそうそうあるもんじゃないです。

新ギタドラ筐体はポップン筐体よりも少し大きいくらいらしい。V筐体から入れ替えを検討していた店舗では良いタイミングで出された話かもしれませんね。(といってもGITADORA2でもっとコンパクトになったら目もあてられませんが・・。)申し訳ないですけどVシリーズの開発終了したし、Vシリーズとの棲み分けにはこだわらなくていいとの判断が出されたようにしか見えません・・。

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本題のほうへ移るとして。筐体スペースを少なくして、店舗スペース単位のインカム率をあげよう運動はよく分かりました。ならば、その流れを乗った今や伝説と化したbeatmaniaII筐体を復活させてもよい時期なのではないでしょうか。

小型筐体・beatmaniaII

シリーズ開始当初は、『beatmania』のように若干小型化された筐体のリリースも予定されていた。この小型筐体の特徴としてスタートボタンは中央のコイン投入口の両側に存在すること、ターンテーブルが小さいことなどが挙げられる。しかし現行の筐体(当初はデラックス版としての位置づけだった)を先行出荷したことによりこの小型筐体の受注が集まらず、小型筐体版の発売は中止された。小型筐体も一応完成まではしていたらしく1999年のアミューズメントマシンショー(AMショー)では2nd styleの小型筐体版(小型筐体に2nd styleを入れたバージョン)が参考出展され一般入場者もプレイすることができた他、プレイステーション2版6th styleにおける上級者のプレイムービーではこの筐体が使用されている。この小型筐体は、後に『KEYBOARDMANIA』筐体に流用されたという説がある。 – Wikipedia「beatmaniaIIDX」より


まとめろぐさんにて紹介されていた段位認定合格者の推移からして、プレイヤー人口は増えていると判断できるし(五鍵の)beatmaniaミニ筐体がリリースされたように「大・小」筐体を選べる有用性をコナミさんはもう1度提案してみたらいかがでしょう。デラックス筐体に需要が集まった13年前とは求める声がいくらか変わっていると思うんです。

tricoroからはハイビジョン画質にまで解像度がアップされ、その為の新液晶モニターもリリースされるわけだし、新モニターを搭載した「beatmaniaII」筐体をもう1度参考出品からでもリスタートさせるのは個人的にアリだと思います。

市場の流れを読んで選択肢を増やす!そんなプランがあっていいんじゃないでしょうか。冒頭からちょっとアツくなってしまいましたが、そんな風に感じたギタドラ新作ニュースでした。

それではまた。

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都内で紙媒体、展示ブース装飾を中心にディレクションを手がけるアートディレクター兼グラフィックデザイナー。小学生の頃に音楽ゲームとの出会いを経て、音楽の可能性を強く感じる。2011年からDJとしての活動を開始し、渋谷・六本木を中心に活躍中。

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