【雑記】音ゲーがなかなかやめられないことを「コンコルドの誤謬」という。

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クリアやスコアの伸びに限界を感じたときや、格下だと思っていたプレイヤーにその腕前を抜かれたときなど、音ゲーライフを続けているとそのモチベーションが一気に下がることがあります。そんなとき、「もう音ゲーやめてしまおうかな・・」とか「音ゲー引退しようかな・・」などと弱音を吐いたことはないでしょうか。

ボクのまわりには(ボクを含めて)そんな弱音を一度は吐いたことがあるという人が多いのですが、一時的にプレイ頻度が落ちることはあっても、完全にプレイしなくなったという人はほとんど見たことがありません。(「引退」をどこで線引きするかというのは難しいところなのだけれど。。)

では、なぜ音ゲーをやめようと思ってもまた再びプレイしてしまうのか、おおもとを辿ってみるとその理由は大きく3つに分けられます。

1.今まで音ゲーに費やしてきた時間やお金が無駄になるのはもったいないと思うから
2.音ゲーを通じて知り合った友達と疎遠になるのは嫌だから
3.モチベーションが下がったときの嫌な気分が払拭されたとき、またプレイしたいと思うから


他にも個々に応じてその理由は多岐に渡るのかと思いますけど、音ゲーから遠ざかろうと一度は決めた人たちは大概上記のどれかの原因に当てはまっていました。ちなみにボクが音ゲーをやめようと思ったときにやめられなかった理由は1番でした。この感覚、音ゲーだけにとどまらず、似たような状況ってあるよなーと思ってフワフワした気持ちで過ごしていた中、ふと目を通していた本で「コンコルドの誤謬」という言葉が目に留まったのです。これ、まさに音ゲーがやめられない状況を指しているのではないかと。

コンコルドの誤謬(ごびゅう)

あなたもこんな経験はないでしょうか?読み始めた本が、どうやっても面白くないのにも関わらず、勿体なさから無理矢理最後まで読み切ってしまった。或いは、長い受験勉強の末、資格を取得した後、いざ仕事をしてみると、面白くないのにも関わらず、それまでの努力が無駄になることを惜しんで、転職を決断できない。


 
これは行動経済学の世界で「コンコルドの誤謬」として知られている状態で、対象への金銭的・精神的・時間的投資を行うことが将来的に利益を生まないことを知りつつも、それまでの投資が水泡に帰すことを惜しみ投資をやめられない状態を指し、別名「サンクコスト(埋没費用)効果」とも呼ばれます。 – コンコルドの誤謬 – 夢を叶え、今を生きるためのタイムマネジメントより



決してコンコルドの誤謬が良くないこととか、音ゲーをやることが無駄なこととは思いませんが、多くの人が共通して「やめられない」という状況がこのような言い回しで、ヒトの特性として経済学の一定義にされていることに少し驚きましたね。時間やお金をかけた分、離れられない人が多いというのはまさにこの効果の表れなのではないでしょうか。

ということで、これからはシブい顔して「音ゲー引退しようかな。でも、コンコルドの誤謬がそれを許してくれないからこれからもプレイしていくことにするよ!」とクールに言い放ちましょう!!!!!!!(結論がおかしい)

・・・もう少し具体的に事例をまとめているサイトさんがありましたので最後にご紹介しておきます。
サンク・コスト効果(コンコルドの誤謬)を人間関係や恋愛に生かす

それではまた。

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都内で紙媒体、展示ブース装飾を中心にディレクションを手がけるアートディレクター兼グラフィックデザイナー。小学生の頃に音楽ゲームとの出会いを経て、音楽の可能性を強く感じる。2011年からDJとしての活動を開始し、渋谷・六本木を中心に活躍中。

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