音ゲーDJをしていた時の全作業工程をまとめる(選曲編)

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音楽ゲーム系のイベントで出演させていただいた際に選曲や準備まわりで質問されることがまれにあるんですけれども、そんなマニアックな需要に感謝しつつまとめてみることにしますよ。特殊な部分もあるので少数派ながら同じような環境下にある人の参考になれば嬉しいです。

2011年〜2014年あたりを中心に様々なジャンルのDJイベントに出演させてもらいました。開催当日に向けてイベントの毛色にあわせた曲をごっそり持っていくのが通例ですが、音ゲー系のイベントは個人的に準備の大変なタイプでした。もちろん、出演者によってはもっと手軽な方法で準備できてしまうものなのかもしれませんが、自分自身の納得いく方法がこの後のまとめになります。代替でもっとスマートな方法があればそちらを優先してみてください。

CDJにてCDまたはUSBでプレイする想定でまとめてあります。PCDJの方はDJ用のアプリなどを使用したほうが効率的かもしれません。


1.サントラからLAME MP3に書き出す

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曲はCDからLAME MP3形式にてエンコードして管理していました。

LAMEとは

LAME Ain’t an Mp3 Encoderの略。GNU LGPLで配布されているMP3エンコーダ、MPEG 1、2、2.5に対応している。音質が非常に良く、*BSD、Solaris、IRIX、Linux、Windows、さらには疑似コンソールウインドウを利用してMacなどさまざまなプラットホームで動作するのも特徴の一つ。 – Lameとは – はてなキーワードより

データフォーマットをこれにした理由は下記の通り。

・高音質
・アートワーク(ジャケット画像)が埋め込める
・再生環境に汎用性がある
・320kbpsの高音質でも1曲10MB前後に落ち着く

自宅環境がMac OSなので、エンコーダーには「XLD」というフリーソフトを使っていました。(WindowsだとLAME MP3 Encoderあたりがいいのかな。)320kbpsのCBR書き出しであればiTunesでも何でも使い慣れているアプリで良いでしょう。

2.rekordboxに放り込む

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mp3データを全て曲管理ソフト「rekordbox」に入れます。このソフトはPioneer DJからリリースされているフリーソフトで、Pioneer製のDJ機器との機能連携も果たすスグレモノです。ここに曲データを放り込むと自動解析がはじまり、曲名やアーティスト、BPM情報などが表示されます。ここで大事なポイントはBPM解析されるということです。解析されたときに音ゲー上の表記BPMとは異なる場合がありますがだいたいこちらの解析BPMの数値を信用するようにしています。

解析済みのデータは条件ごとにソートされるため、BPMの速い順、遅い順といった並び替えができるわけです。DJするときはできるだけBPMが同じ、または近い曲同士のほうがミックスしやすいため、どの程度のBPM帯で選曲しようか決まればあとはその範囲の曲を見て流す曲の候補がおおよそ定まります。

3.キックスタート / エンドする曲から選抜する

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上記で選曲範囲をざっくり決めたらその範囲にキックスタート(キックから始まる曲) / エンド(キックで終わる)する曲がどれだけあるか調べます。このシンプルなキック尺がある曲同士はメロディーラインが干渉しないので綺麗にミックスできます。ゲームサイズだとこの尺がなかなかありませんがフルサイズで用意されている曲はキックスタート、エンドともに用意されているケースも少なくありません。

「Quickening」や「GUILTY」みたいに同じフレーズをひたすらループする曲はキックスタートでなくてもミックスしやすいです。さらにボーカルからスタートする曲や8部で始まる曲はミックスしやすいです。ぜひ探してみてください。

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都内で紙媒体、展示ブース装飾を中心にディレクションを手がけるアートディレクター兼グラフィックデザイナー。小学生の頃に音楽ゲームとの出会いを経て、音楽の可能性を強く感じる。2011年からDJとしての活動を開始し、渋谷・六本木を中心に活躍中。

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