beatmaniaの音楽が出来るまでを記した貴重なコラム



繁忙期クライマックスな状態がもうちょっと続くので5月中は引き続き縮小更新気味で進めていきます。スイマセン;;・・さて、本日は方向転換して懐かしいところからネタを引っ張り出してみることに。本日はbeatmania 4th MIXのオリジナルサウンドトラックに纏わるお話。このサントラのブックレットには特別企画としてbeatmaniaのウラ側にスポットを当てたコラム記事が掲載されており、内容としてはbeatmaniaのサウンド面の制作を中心にゲームの収録に至るまでのストーリーが紹介されています。今のIIDXシリーズの制作とは異なる部分も大いにあるかと思いますが、当時のbeatmaniaシリーズはこうやって作られていたのか!というここでしか語られることのなかった現場の様子を紹介します。詳細は以下より。



こちらがbeatmaniaが出来るまでを記したコラム。フローを5つに分けて紹介されており、順に「1.企画、選曲」、「2.収録」、「3.ゲームデータ作成」、「4.完成直前」、「5.終了」となっています。

1.企画、選曲
・前作が市場に出た後に、反応を見つつすぐに次のバージョンの開発に着手する
・制作宛に届くデモテープの山の中から良いものがあれば連絡
・クラブに遊びに行き、その場でクラブDJと交渉することもある
・アーティストの選定や曲の方向性が決まるとスタッフ内でミーティング

2.収録
・ゲームとして面白い操作になる様に導きながら、クオリティーの高いものを制作しなければならない。
・連日朝方までの収録
・頭の中には、上から落ちてくるコマをイメージしながら、どういう具合になるか想像。
・多くの作家による楽曲を短期間で作っていかなければならない

3.ゲームデータ作成
・キャラ担当は、曲に合わせたデザインをして、曲進行に合わせて画面の切り替えなどを調整
・難易度のこともあり、何度もリトライをしつつ、20曲を順に入れていく
・ビートマニアの音質特性を考えながら、ボリュームや、ステレオバランスの調整

4.完成直前
・全ての曲が入り、各ステージに収録曲が割り当てられていく
・瀬戸際でdj nagureoが不足がちのジャンルの曲をここから制作開始
・間に合うかヒヤヒヤしながらバグチェックを行い、難易度の調整等の詰めをギリギリまで行う
・ここでバグが発見されて、なおかつ原因が不明だとスタッフ総出状態、壊れる者が続出

5.終了
・朝を机の下で向かえたり、椅子から転げ落ちてもそのまま寝ていたりする
・ゲームセンターに出ることを待ちつつ、再び次のバージョンの制作へ

この当時のbeatmaniaを振り返ってみると1999年1月にbeatmania complete MIXが稼動開始、同年4月にbeatmania 4thMIX -the beat goes on-が稼動開始。5ヶ月後には5thMIXを稼動させる一方、2月にはbeatmaniaIIDXが、7月にはbeatmaniaIIDX substream、9月にbeatmaniaIIDX 2nd styleを稼動させるなど、激動のリリース時期を迎えていたようで・・。壊れる者が続出するのも納得させられます(笑)


<おまけ>


ジャムおじさんとnagureoさんの対談企画もありました。ジャムおじさんの「これから、ビートマニアはどうなっていくのかい?」という質問に対し「テレビやラジオで聴けるような、みんなの知っている有名曲や、新曲がいち早くビートマニアで遊べるといいよね。」と答えるnagureoさん。

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都内で紙媒体、展示ブース装飾を中心にディレクションを手がけるアートディレクター兼グラフィックデザイナー。小学生の頃に音楽ゲームとの出会いを経て、音楽の可能性を強く感じる。2011年からDJとしての活動を開始し、渋谷・六本木を中心に活躍中。

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